京都の大学院生

とあるしがない大学院生の戯れ言。映画のことを中心に、たまに日常で感じたことを書き留めていく。

高校時代の同級生を監視している

高校時代の同級生を監視している

 高校時代の同級生を監視している。彼らのSNSアカウントを特定している。何故監視しているのかというと、高校時代彼らにいじめられていたので、彼らが少しでも不幸になるところが見たいからである。もしくは、私が間接的に彼らに嫌がらせをしてみたい。
 同級生たちは皆が皆、不幸になっているかというとそうでもない。というか、SNSでは大抵の人間はとても良い性格で、幸せそうにみえるから不思議である。実際、そうでもないのだが。以下、同級生たちの現状をまとめてみる。

・いじめの主犯格
 私に嘘をつき、騙した人間。腐りきった逃げ癖は大学生活を経ても抜けきらないのか、就職活動から逃げてバイト先の宅配屋にそのまま就職したようである。この間、周囲の人間への恨みつらみを述べたメッセージをインスタグラムに載せていた。いじめっ子といじめられっ子は実は似た性質を持っていると大学の講義で教わったことがあるが、なるほど、不器用な点は同じなようだ。

・偽善者
 皆の見ている前では大仰に助けてくれるが、それ以外の場所では雑な偽善者。地元の三流不動産屋に就職した。非公開アカウントなので中は覗けないが、彼に送られるリプライから窺うと、この頃は仕事で精神が落ち込んでいるらしい。

・野球部1
 教師になった。学生結婚をしている。彼の赴任した学校では今年事件が起きた。

・野球部2
 社会人になって意識高い系になる。アジアでボランティアをしたいとのたまっている。

・野球部3
 就職して3ヶ月で退職。パチンカー。

・野球部4
 SNSで軽率な発言をしがち。社交辞令とはいえ、自分から私を遊びに誘ったのにいざ私が乗り気になると、不安になった心境をmixiで実況しだす。今は広告会社に勤める。何かトラブルがあったのか、主犯格のTwitterをブロックしたらしい。

・野球部5
 何を考えているかわからず、全ての行動が突拍子もない。突然暴言を吐いたかと思えば、次は褒めてくる。ADHDだと思うのだが、スペックがいちいち高いので社会に適応出来ているようだ。体育の授業で私に豪速球の球をぶつけてくる。今は地元のベンチャー企業に入社し、全国を飛び回っている。

・イケメン
 コミュニケーション能力が抜群に優れている。しかし才能を鼻にかけ、狡猾なところがある。高校でも、皆の前で女子のスカートに平気で手を突っ込むなど、権力に満ち溢れていた。現在はパチンカーになっている。先日に同じ大学に通っている人間をTwitterで晒し上げているところを見た。私も数年前のいじめを引きずっているのでアレだが、全く性格が変わっていないので驚いてしまった。

・サッカー部
 高校の忘年会で私が他の人間と喧嘩しているとき、「そんなにつまらない顔してるなら帰っていいよ」と横槍をいれてきたことがある。ちなみにその後本当に帰ったのだが、帰る際、「ごめんね。一緒に帰ってあげられなくて。」と言ってきた。ワンピースが大好き。東京の会社に就職したが、あまりツイートしないため不明。調べたら兄貴の家と同じ最寄り駅周辺に住んでて鼻水出るほどビビった。

・サッカー部2
 頭が良く、嫌味がいちいち刺さってくる。地元の有名大学に進学していた。

・サッカー部3
 噂好き。野次馬。こいつだけは許せない。キョロ充なので、Twitterの使い方が慎重。非公開アカウントである。

・陸上部
 「人生楽しんだもん勝ち」とプロフィールに書いてある。選民思想が強く、「陰キャを気にかけることさえダサい」、というような態度で、私などは必要な時以外透明人間のような扱いを受けていた。地元の信用金庫に務める。

・放送部
 消息不明。

・女子A
 妊娠して学生結婚。

・女子B
 素性は詳しくは知らないのだが、私が馬鹿にされている様子をTwitterリツイートしていて、何だコイツと思ったことがある。外国が好きで、日本が嫌い。つまり、ポリコレ信者である。しかし英語ができない。大学受験のときに私の入学する大学を志望に入れていたので凄く不安になったのだが、どうやら落ちたらしく、地元の大学に落ち着いた。良かった。

・テニス部
 大阪の大学に通っている。幼馴染みで何度も遊んだことがあるのに、私の前で「この人とは友達じゃない。小さい頃から一緒なだけ。」と宣言してきた。リア充に対するコンプレックスが強い。

・美術部
 イラストが下手なのに何故かクラス内での「博士」みたいな地位を確保していた。現在Twitterのアカウントをみても、全く技術やデッサンに進歩がみられない。母親との確執があるらしく、たまに愚痴をツイートする。

帰宅部
 帰宅部なのに下ネタで運動部並みの地位を確保していた男。ちなみに私の高校は、運動部>陰キャカーストが強固である。東京の有名国立大学に進学する。今では映画や芸術に造詣が深くなっている。思えば素直なところがあった(こういった所も認めて指摘していかねば、いじめっ子の二の舞なのだと思う💢)。

~おまけ~

・クソ教師
 荒れた高校に転任したようだ。ウケる。



以上。まとめてみた。もっと許せないやつらもいるのだが、SNSで見当たらない人間もいる。彼らは割愛した。こうしてみると、幸せになったり不幸になったりは本当に人それぞれだが、いじめっ子たちであっても、社会に出てはじめて素直に何かを吸収していこうとする人物が多くなったように思える。以前と比べ、好奇心を積極的に出しているのだ。やはり、学校のような閉鎖的な空間での価値基準と、それら狭い価値観から解放された大学や社会では、ダサさ/カッコよさの物差しが違うということだろうか。やや単純化しすぎるきらいもあるが、要するに年齢毎のトレンドというやつなのだと思う。俺は今でも彼らが嫌いだし、何か機会があったら復讐してやろうぐらいには考えているが、負けずに勉強はしていこうと思う。俺には俺の武器があるのだから。来年から俺も社会に出るのだ。頑張りたい。